- カテゴリー:蛇口修理
蛇口水栓には、様々な種類があります。
①設置されている場所「キッチン・お風呂・洗面所・洗濯機・トイレ手洗い・屋外の散水栓など」
②設置の状況「台付・壁付・ワンホール(取付穴1つ)・ツーホール(取付穴2つ)」
③水栓の形状「単水栓・シングルレバー・ツーハンドル(ツーバルブ)・(混合栓はシングル、ツーハンドル共に混合栓と呼びます。)」
①~③を組み合わせて呼びます。
「例えば・キッチン・壁付・シングルレバー」 「お風呂・台付・ツーハンドル」などと呼びます。
詳しくは下記を参考にしてください。
単水栓
一般的な蛇口 単水栓 洗濯機水栓
台所
2穴ツーハンドル 2穴シングルレバー 壁付シングル ワンホール・シングルレバー
洗面
ワンホールシングル 2穴シングル 2穴ツーハンドル
台付シャワー シャワーシングル
浴室
台付ツーハンドル 台付サーモ 壁付サーモ バス水栓埋め込み
修理時の注意点
①部品交換にはメーカー「TOTO・LIXIL・KVK・MYM・カクダイ・サンエイ」
②品番
この2つが必要になります。
近年の水栓はシャワー式、タッチ水栓、食洗機分岐付など多種多様になってきてます。蛇口本体も30~50個の部品から出来てます。
こちらの写真は「TKJ31UFRX」とシールが貼ってあります。メーカーは頭文字がTKJですのでTOTOになります。
この2点が分かれば品番から部品特定できます。(水栓のみならずトイレのタンクなど衛生器具もメーカー・品番から修理部品の特定を行います。)
水栓や衛生器具メーカーも車や冷蔵庫など各市場製品と同じように2年~5年の間に製品が新しく代わります。
例えばTOTOキッチン水栓の場合、現行品番で30種類程。過去10年になりますと大体100種類程になります。
症状が同じであっても品番によって使用部品が異なります。
冷蔵庫に例えるなら「東芝製とナショナル製」「3ドアと5ドア」「用量が300Lと400L」「真空チルド」など製品によって修理部品が異なります。
各メーカー部品保有期間はサイクルの早い商品は10年程、サイクルの長い商品で15年程になります。
(故障部品が廃番間もない製品と共通部品使用時は古くても修理可能の時もあります。)
大体故障し始めるのが10年前後~になりますので、皆さんこのあたりを考えて修理するか新しくされるかを検討する時期になります。
一般的に修理は費用が安く済みますが工賃、部品代の総額では割高になります(部品はあまり割引出来ません)
本体交換の方が割引率も高く総額では割安感があります。(新品ですので、きれい感も違います)
当社比では、修理のお客さま50%、交換のお客様50%になります。